ARGカフェの話(2)
今回ライトニングトークで気になった話を追記も含めメモとして記したい。ちなみに論文だと内容によっては難解で素人は頭を抱えてしまうのだが、5分間発表で時に冗談を交じえながら、簡単にまとめていただけるのはありがたいものだ。素人なのと、ノートのメモに付き、もし記述に違うところがあればご指摘いただければ幸いです。
・京都大学の中村聡史さん。次世代検索の最前線を行く研究者の方。大量の検索結果の中から自分にとって有益な情報を見つけ出すための検索エンジン「RERANK.JP」(http://rerank.jp/)の作者。これはユーザー自身が検索結果を「強調」「削除」できることで、より自分の思いに近い結果を出す仕組みらしい。
「RERANK.JP」などの次世代検索エンジンの論議は2007年秋に一度盛り上がりを見せているようだが(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071130/288451/)、今年はどういう動きがあるのだろう?
岡本さんは普段文系が知ることのない情報工学の話をぜひ懇親会で聞いてみてくださいと薦めておられた。
中村さんのホームページはこちら。
http://www.dl.kuis.kyoto-u.ac.jp/~nakamura/
その中でニコニコ動画の視聴支援ツールは個人的に面白いと思った。動画のリストを喜びのレベル,悲しみのレベル,肯定のレベル,否定のレベルで並び変える(再ランキングする)ことができるようになっており、事前にデータを蓄積することで、見る前にどんな動画か分かるというもの。
http://xbrowse.org/wp/thermarry
余談だが、次世代検索ってどーなるの?ということで、個人的にググッて(?)みたところ、gooラボスタッフブログの「ココde検索」、「ぐにゅナビ」というのを見つけた。
http://blog.goo.ne.jp/labstaff/
・人文系研究にデジタル技術を活用する「デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)」という学問が欧米諸国にある。歴史や文化などの研究とITを連携させる試みだ。日本では立命館大学がグローバルCOE「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」を始めている。一例として、「高精細のCGで再現された舞台において、デジタルアーカイブされている能などの伝統芸能を実際に体験できる空間を構築することを検討」らしい。凸版印刷が手がけている文化財のデジタルアーカイブみたいなものだろうか?
http://www.ritsumei.jp/humanities/index_j.html
27日から29日まで第1回国際会議も開かれる模様だ。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/dh-jac2009.html
・神戸学院大学の三浦麻子さん。ブロガーでありながら社会心理学者なのだが、心理学系の論文がPDFで公開されにくいために別の肩書きで見られやすいとお話されていた。学問領域によってもネット公開の度合いは違うらしい。NHK「サイエンス・ナウ」に出演されるとのこと。
最新の著書は「インターネット心理学のフロンティア」
http://www.amazon.co.jp/dp/4414301696?tag=asarin1mile-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=4414301696&adid=0ED8STZJJFQFW18QZWES&
三浦麻子さんのブログ「asasemi-blog」
http://www.team1mile.com/asarin/
・公文書館の世界では、一歩遅れて今後2~3年のうちに大量退職時代を迎える。その一方デジタル化を担う若手が少なく人材不足状態なのだそうだ。
・各大学では古写真のアーカイブ化が各地で盛んだが、花園大学の後藤真さんはそれを皆で共有するシステムを研究中とのこと。
・メールマガジン「今日の雑学」(http://www.kobashi.ne.jp/)を主宰する小橋昭彦さん。より思考力を養って欲しいとセレクションした話題を選んだ理由をPDFで公開しておられるそうだ。
・若手の図書館員の交流サイト「Lifo」
http://www.lifo-club.org/index.php?about%20Lifo
・懇親会で大学院生の方から自分の研究発表をサイエンスカフェ形式でやるという話を聞いた(資料をもらえればまたお知らせします)。
・京都大学の中村聡史さん。次世代検索の最前線を行く研究者の方。大量の検索結果の中から自分にとって有益な情報を見つけ出すための検索エンジン「RERANK.JP」(http://rerank.jp/)の作者。これはユーザー自身が検索結果を「強調」「削除」できることで、より自分の思いに近い結果を出す仕組みらしい。
「RERANK.JP」などの次世代検索エンジンの論議は2007年秋に一度盛り上がりを見せているようだが(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071130/288451/)、今年はどういう動きがあるのだろう?
岡本さんは普段文系が知ることのない情報工学の話をぜひ懇親会で聞いてみてくださいと薦めておられた。
中村さんのホームページはこちら。
http://www.dl.kuis.kyoto-u.ac.jp/~nakamura/
その中でニコニコ動画の視聴支援ツールは個人的に面白いと思った。動画のリストを喜びのレベル,悲しみのレベル,肯定のレベル,否定のレベルで並び変える(再ランキングする)ことができるようになっており、事前にデータを蓄積することで、見る前にどんな動画か分かるというもの。
http://xbrowse.org/wp/thermarry
余談だが、次世代検索ってどーなるの?ということで、個人的にググッて(?)みたところ、gooラボスタッフブログの「ココde検索」、「ぐにゅナビ」というのを見つけた。
http://blog.goo.ne.jp/labstaff/
・人文系研究にデジタル技術を活用する「デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)」という学問が欧米諸国にある。歴史や文化などの研究とITを連携させる試みだ。日本では立命館大学がグローバルCOE「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」を始めている。一例として、「高精細のCGで再現された舞台において、デジタルアーカイブされている能などの伝統芸能を実際に体験できる空間を構築することを検討」らしい。凸版印刷が手がけている文化財のデジタルアーカイブみたいなものだろうか?
http://www.ritsumei.jp/humanities/index_j.html
27日から29日まで第1回国際会議も開かれる模様だ。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/dh-jac2009.html
・神戸学院大学の三浦麻子さん。ブロガーでありながら社会心理学者なのだが、心理学系の論文がPDFで公開されにくいために別の肩書きで見られやすいとお話されていた。学問領域によってもネット公開の度合いは違うらしい。NHK「サイエンス・ナウ」に出演されるとのこと。
最新の著書は「インターネット心理学のフロンティア」
http://www.amazon.co.jp/dp/4414301696?tag=asarin1mile-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=4414301696&adid=0ED8STZJJFQFW18QZWES&
三浦麻子さんのブログ「asasemi-blog」
http://www.team1mile.com/asarin/
・公文書館の世界では、一歩遅れて今後2~3年のうちに大量退職時代を迎える。その一方デジタル化を担う若手が少なく人材不足状態なのだそうだ。
・各大学では古写真のアーカイブ化が各地で盛んだが、花園大学の後藤真さんはそれを皆で共有するシステムを研究中とのこと。
・メールマガジン「今日の雑学」(http://www.kobashi.ne.jp/)を主宰する小橋昭彦さん。より思考力を養って欲しいとセレクションした話題を選んだ理由をPDFで公開しておられるそうだ。
・若手の図書館員の交流サイト「Lifo」
http://www.lifo-club.org/index.php?about%20Lifo
・懇親会で大学院生の方から自分の研究発表をサイエンスカフェ形式でやるという話を聞いた(資料をもらえればまたお知らせします)。
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