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記者も変わる

 ブロガーとマスコミは今まで対立軸のように描かれてきた。しかし、先日こんな記事が。

本紙記者がアルファブロガー・ブログ記事大賞受賞(ただし「人」ではなく「記事」に対して)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090223/plc0902232252009-n1.htm

アルファブロガーアワード
http://alphabloggers.com/

インタビュー
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/03/24/blog_abiru/index.html

 「iza!」は記者がブログを持っている。執筆には制限が全くなく、読者にコメントをつけることも自由。オフ会を自由に運営している記者もいるという。
 チームラボの猪子さんの講演を外で聞いたのは何年前の話だったか。
「うちの社ではできないよ」そんなことをつぶやいた同業らしき方もいた。

 一個人の書く記事に対する炎上、訴訟リスク、社論と合わないリスクを会社が負うなど課題は多く考えられる。少なくとも双方向で比較的若い世代に支持されたということは、従来のマスコミに不足している要素を補っている。
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テレビ・動画の未来

 先週土曜日、NHKで「日本の、これから テレビの、これから」をやっていた。昨日は以下の記事も出ていた。他にもイベントがあって、テレビ、動画のことをついつい考えてしまう。
 http://ascii.jp/elem/000/000/404/404484/summary.html?ml

 NHKの話に戻ると番組中、「テレビは引越しの時に捨てました」という若者の話が出ていた。
 私もニュース以外久しくテレビは見ていない。ハードディスクレコーダーに録画していたのだが、そもそもテレビの前に座ること自体、しておらず後述の通りPCでたまに見る程度。

 番組中にも言っていた通り、最近はボーっとテレビを見るというより、テレビを見ながらネットで調べるという「ながら行為」が定着している人が多いらしい。だからテレビで紹介されたサイトのサーバががいきなりパンクしたりする。

 しかし、見ない見ないといってもマスコミの作る映像は質のいいものが色々あるわけで。先日だったか、「日曜の○○に○○さんが出ていました。あの論議は良かったですね」といきなりメールに入っていた。話に付いていきたいのに非常に困った。いますぐ見たいけど見られない。こんな時ってないだろうか?

 こんなとき、オンデマンドで見逃した放送が見られてそれを複数の友人に紹介する機能がついていて「これ見た?」なんてメールが来たら、絶対課金されても見る(で、転送されれば口コミで広がりますよね?)。

 あと、「昨日のWBC、イチローのあの打撃が良かったんだよね!」とそこだけブログやSNSに貼り付けられて(もちろん著作権処理はその間にされていないといけないが)、皆で盛り上がれるとか、コミュニケーション機能が付いたら使っちゃう……というように、要はデジタル化と、生活の変化に合わせて、見せるやり方を変えて欲しいんだなぁというところである。

 それで前述した通り、もう番組はテレビではなく見るのはパソコンか携帯のワンセグなのだ。
(こちらの視聴率はどういうふうに計算されているのだろう)

 パソコンでワンセグが見られる「ちょいテレ」は前から持っているのだが、
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/oneseg.html

 最近、以下のカードリーダーがあって携帯でも見られることを発見。惜しむべきはiPhoneでもそれやってくれないかなということ。
http://buffalo.jp/products/catalog/multimedia/dh-op-sdcr/

 ところで、動画という点でいえば大学広報をもっと動画で行ってもいいと思う。普通のサイトだけではなかなか大学の魅力は伝わらない。特に受験時期、いかがですか?
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ARGに掲載されました(御礼)

 先日開催されたARGカフェに関する報告をARG(ブログ版)で紹介していただきました。岡本さんありがとうございます。
 会場でお会いした皆様ともまた新たな交流が生まれることを楽しみにしております。

 それで補足ですが、ARGフェストで会った大阪大学の飯島さんより
学生によるサイエンスカフェのお知らせがありますので掲載します。
関西圏の方はぜひ見に行ってくださいね。

******************************
中之島コミュニケーションカフェ2008
学生によるサイエンスカフェ「研究駅伝 Research Relay Talk」
******************************

HP:http://scienthrough.qee.jp/

■日時:
2009年3月8日(日) 13時45~16時30分 *開場 13:30 (参加費無料)
所:
京阪電車中ノ島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース アートエリアB1
(地下鉄「淀屋橋駅」「北浜駅」から徒歩5分)
地図:http://artarea-b1.jp/access.html

■企画概要:
このプログラムでは、参加者の皆さんにそれぞれの研究の価値を見つけていただきます。
普段研究は大学の中でその価値が見出されていますが、大学の外の社会ではどのように受けとめられるでしょうか。

本企画では、大阪大学に所属する学生をスピーカーとして募りました。
スピーカーは1人10分という短い研究について話します。
スピーカーはその10分で研究の価値を伝えることはできるでしょうか。
そして、皆さんはその10分で研究の価値に気づくことはできるでしょうか。

結果として選ばれたスピーカー2名を発表し、引き続き対談を行います。
スピーカーと参加者の皆さんとの対話を通して、価値のある研究とは何かを考えます。

■主催:
「中ノ島コミュニケーションカフェ2008」プロジェクトチーム
(京阪電気鉄道(株)+大阪大学+NPO法人ダンスボックス)」
 Scienthrough

■共催:
大阪大学21世紀懐徳堂

■企画制作:
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)/NPO法人ダンスボックス

■製作協力:
NPO recip [地域文化に関する情報とプロジェクト]
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ARGカフェの話(2)

 今回ライトニングトークで気になった話を追記も含めメモとして記したい。ちなみに論文だと内容によっては難解で素人は頭を抱えてしまうのだが、5分間発表で時に冗談を交じえながら、簡単にまとめていただけるのはありがたいものだ。素人なのと、ノートのメモに付き、もし記述に違うところがあればご指摘いただければ幸いです。

・京都大学の中村聡史さん。次世代検索の最前線を行く研究者の方。大量の検索結果の中から自分にとって有益な情報を見つけ出すための検索エンジン「RERANK.JP」(http://rerank.jp/)の作者。これはユーザー自身が検索結果を「強調」「削除」できることで、より自分の思いに近い結果を出す仕組みらしい。

「RERANK.JP」などの次世代検索エンジンの論議は2007年秋に一度盛り上がりを見せているようだが(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20071130/288451/)、今年はどういう動きがあるのだろう?

 岡本さんは普段文系が知ることのない情報工学の話をぜひ懇親会で聞いてみてくださいと薦めておられた。

中村さんのホームページはこちら。
http://www.dl.kuis.kyoto-u.ac.jp/~nakamura/

その中でニコニコ動画の視聴支援ツールは個人的に面白いと思った。動画のリストを喜びのレベル,悲しみのレベル,肯定のレベル,否定のレベルで並び変える(再ランキングする)ことができるようになっており、事前にデータを蓄積することで、見る前にどんな動画か分かるというもの。
http://xbrowse.org/wp/thermarry

余談だが、次世代検索ってどーなるの?ということで、個人的にググッて(?)みたところ、gooラボスタッフブログの「ココde検索」、「ぐにゅナビ」というのを見つけた。
http://blog.goo.ne.jp/labstaff/

・人文系研究にデジタル技術を活用する「デジタル・ヒューマニティーズ(人文情報学)」という学問が欧米諸国にある。歴史や文化などの研究とITを連携させる試みだ。日本では立命館大学がグローバルCOE「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」を始めている。一例として、「高精細のCGで再現された舞台において、デジタルアーカイブされている能などの伝統芸能を実際に体験できる空間を構築することを検討」らしい。凸版印刷が手がけている文化財のデジタルアーカイブみたいなものだろうか?
http://www.ritsumei.jp/humanities/index_j.html

27日から29日まで第1回国際会議も開かれる模様だ。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/dh-jac2009.html

・神戸学院大学の三浦麻子さん。ブロガーでありながら社会心理学者なのだが、心理学系の論文がPDFで公開されにくいために別の肩書きで見られやすいとお話されていた。学問領域によってもネット公開の度合いは違うらしい。NHK「サイエンス・ナウ」に出演されるとのこと。

最新の著書は「インターネット心理学のフロンティア」
http://www.amazon.co.jp/dp/4414301696?tag=asarin1mile-22&camp=1027&creative=7407&linkCode=as4&creativeASIN=4414301696&adid=0ED8STZJJFQFW18QZWES&

三浦麻子さんのブログ「asasemi-blog」
http://www.team1mile.com/asarin/

・公文書館の世界では、一歩遅れて今後2~3年のうちに大量退職時代を迎える。その一方デジタル化を担う若手が少なく人材不足状態なのだそうだ。

・各大学では古写真のアーカイブ化が各地で盛んだが、花園大学の後藤真さんはそれを皆で共有するシステムを研究中とのこと。

・メールマガジン「今日の雑学」(http://www.kobashi.ne.jp/)を主宰する小橋昭彦さん。より思考力を養って欲しいとセレクションした話題を選んだ理由をPDFで公開しておられるそうだ。

・若手の図書館員の交流サイト「Lifo」
http://www.lifo-club.org/index.php?about%20Lifo


・懇親会で大学院生の方から自分の研究発表をサイエンスカフェ形式でやるという話を聞いた(資料をもらえればまたお知らせします)。
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ARGカフェの話(1)

 さて京都2日目。午後から第3回ARGカフェに参加する。会場は京都国際交流会館。向かい側には、石川五右衛門が山門に上り、「絶景かな絶景かな」と言ったという(実際には創作)南禅寺がある。周辺は博物館、動物園もある文教地区。



 ARG(ACADEMIC RESOURCE GUIDE)とは、Webプロデューサー岡本真さんが始めた電子メディアの学術利用をテーマにしたメールマガジンのこと(98年創刊)。読者は約5千名。メルマガは月3回の発行で、学術系サイトの新着・更新情報を紹介している。

 「図書館・アーカイブズとは何か」(藤原書店)の寄稿「ARGの10年」によれば、ARGは「インターネットの学術利用を広げていくこと」をビジョンとする。背景には、「世の中には専門分野の垣根というものが厳然と存在」するが、「インターネットの学術利用という立場に立てば、分野の垣根にとらわれることなく実は共通の関心を抱けるのではないか。そしてそこに学び合い話し合う余地が存分にあるのではないか」という岡本さんの思いがある。だから参加者も理系文系問わず幅広い。

 創刊10周年を迎えた昨年から、メーリングリストの読者同士の交流を深めるため、「ARGカフェ」と銘打ったイベントが開かれるようになった(第1回東京、第2回横浜)。前掲書によれば、ARGの今後は「メディア」から、「プラットフォーム」への変化を遂げることなのだそうだ。今回は前日の「レファレンス協同データベース」関係で、京都で。50人余りが集まった。

ARG
http://archive.mag2.com/0000005669/index.html

岡本さんのプロフィールはこちら。
http://www.ne.jp/asahi/coffee/house/ARG/help.html

岡本さんは業務のかたわら、学会での活動や執筆活動などを行い、人の輪も大事にしている。そういう意味では「学ぶ人々。」の大先輩だなと思う。



 さてARGカフェ。学術系イベントだから堅そう!と思われるがさにあらず。個人的な印象を一言で言うと、若手研究者、図書館員の「部活」的なノリである。
 読者同士は自由に交流できる。岡本さん曰く「人脈を抱え込む人と紹介する人がいたとしたら、後者の方が得をする。紹介することで信頼もついてくるんでしょうか」。

 最初に岡本さんが挨拶で、京都が地域のつながりを大事にするという話をする。京都で評判の居酒屋に行き、オーナーに二次会に使える店を尋ねると、何軒も薦めてくれる。他の多くの地域は商売敵を意識して教えてくれないのにだ。後ほど京都大学の中村聡史さんが、京都の店同士のつながりをマップで見せてくださる。お互い濃い付き合いなのが一目瞭然。

 続いて「ライトニングトーク」という5分間のミニ発表へとうつる。パワーポイント主体だが、スケッチブックを使ったりチラシを配ったり、発表形式はさまざまだ。限られた時間で、岡本さんがストップウォッチを手にしているので軽い緊張感がある。時には登壇者が時間の件で岡本さんとかけあいもする。特に若手の方々は、パワポの見せ方がうまい。今回は羽織袴で登場した方もいた。

 カフェが終わった後は、「ARGフェスト」という懇親会が開かれた。岡本さんはアイリッシュパブという場所にこだわりを見せる。理由はカウンターまで客が自らおもむいて直接バーテンダーに注文し、飲み物を受け取ったらその場で清算するキャッシュオンデリバリーで、明朗会計だから。お酌で気を使う必要は全くなく、皆好き勝手飲んで話している。

 このイベントのユニークなところは、参加者が終了後、自分のブログで開催報告を書いて岡本さんのブログにトラックバックすることだ。トラックバックすることで、参加者同士で新たなつながりが生まれていくわけだ。

 トーク中、Twitterで実況されていた方もいた。
http://egamiday3.seesaa.net/article/114648674.html

 発表内容は次項で。
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実験。

 今回の旅では学んだことを生かそうと思いビデオを持参した。しかし撮ってみるとうーん?(前のブログで書いた先生の鮮やかさと比較するのがコワいです…)。先生に聞いてみなくては。

 ところで、中国国内でもモバイルデータ通信の環境が整いつつある。といっても日本の一世代位前の感覚で、大都市で384k、全国で64k位(日本だとFOMAのデータ通信で7.2M、今度始まるモバイルWiMaxのサービスが40Mになるらしい(いずれも下り))。レンタルもあるので次の旅の楽しみに。
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ブログ論壇の誕生

 昨晩「ブログ論壇の誕生」(文春新書)を読む。
最近、ロスジェネ世代の意見交換が活発だ。
ブログの誕生で情報発信のコストが大幅に下がり、若い世代が発言する余地ができた。結果ブログによる「ネット世論」が形成され、メディアに対する包囲網となり各社を脅かしている。
 ブログはネット上のあらゆる読者の目を通すため論理的に厳しく書かざるを得なくなり、一次情報を重視するメディアより分析力が高い記事が多くなっているという。
 一方、論理的に書けない人も情動に訴える「ニコニコ動画」を活用しており(政治家も影響力に注目)、5歳下の年代はケータイを活用しているとのこと。

 私は新聞の主力読者層の世代にいないゆえに、文字を大きくすることで情報を減らしたり、高齢者向きの話題が多いのは以前から気になっている。高齢者寄りのメディアを作る若い作り手はどう思っているんだろう?

 さて、今日も気持ちのいい朝です!

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